絶滅した古代の巨大ネコ「サーベルタイガー」の近縁種で、やはり絶滅したことが知られる「シミターキャット」の化石が南米で初めて、ベネズエラの首都カラカス南東で油田探査中に発見されていたことが明らかになった。
これまで南米で化石が発見されたことはなく、500万年前から1万年前にアフリカ、ユーラシア、北米のみに生息していたと考えられていた。
ベネズエラ国営石油公社が2006年、モナガス州で石油探査を行っていた際に発見された。発見されていたのは、「ホモテリウム」とも呼ばれるシミターキャット6頭の化石。
「Scimitar Cat」
リンコン氏によると、シミターキャットの化石のうち1頭の頭蓋骨が完全に残っていたことが、最重要の発見だったという。シミターキャットはサーベルタイガーの小型版として知られる。
外見はハイエナに似ていたとされ、ギザギザの鋭い歯を持っていた。
ともにヒョウやオオカミ、ラクダ、コンドル、アヒル、馬などの化石も出土し、すべて約1800万年前のものだと推定された。サーベルタイガーの化石はすでに南北両米大陸で発見されているが、今回の発見で、シミターキャットとサーベルタイガーの生息域がほぼ同じだったことも証明されたという。
「Scimitar Cat 2」


